オイラのオージオグラム。
今日は補聴器を着けるかどうか。???についてのお話です。一般に補聴器を考え始めた場合、会話での聞き返しが多くなったり、テレビのボリュームを大きくしたりします。これが軽度の難聴ですね。難聴は老化のひとつです。新聞の字が見えにくくなれば(老眼)、では耳が遠くなれば(老耳)ですかね。(老耳)なんて一般には言いません。(老耳=難聴)ですね。
難聴は治療で治す事は出来ません。もし治療で治せるなら補聴器なんて要りません。難聴を克服するには補聴器しかないのが現実です。
では、補聴器はいつから着けると良いのでしょう。??? 補聴器ディスペンサーの立場での答えは。(軽度の難聴だとご自分が思われた時)が一番いい時だと思います。軽度の難聴の時の方が補聴器に馴れやすいですから。
補聴器を着けるにあたり一番にご自身の聴力をきちっと把握する事です。所謂聴力測定ですね。聴力を測定した結果を表したグラフを(オージオグラム)と言います。これがオージオグラムです。
グラフについて簡単にご説明します。
縦軸は音の大きさを表します。下に行く程音が大きくなります。
横軸は音の種類です。右に行く程高音になっていきます。
赤は右耳、青は左耳です。
表示された線が下になるほど聴こえが悪くなります。この線が健聴者の場合、音の大きさのレベルで10~20デシベルくらいになります。線より上が聞こえない部分です。
オージオグラムの結果で補聴器装用の有無を考える事が必要です。当店では補聴器相談医(ドクター)のアドバイスも同時に頂きます。(月に一度の相談会で。)
補聴器は装用すると、必ず違和感があります。初めて入れ歯を着けたときも違和感がありますよね。その違和感も馴れてきます。補聴器も馴れが必要です。
馴れれば、今の最新の補聴器、かなり良い仕事します。オイラも見えない補聴器(オトレンズ)を愛用しています。