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補聴器について

補聴器の種類

オーダーメイド補聴器

目立ちにくく、種類も豊富になっている為、最近ではオーダーメイド補聴器が主流になっています。
しかし、聴力や耳の状態によっては、耳掛式や、箱型が良い場合もありますので、見た目の良さだけで選ぶのはお勧めしません。また、慢性中耳炎等で、耳だれが頻繁に出る方は、耳穴式補聴器の音の出口(レシーバー)が詰まり易く、度重なる故障が予測される為にお勧めしません。
耳だれが出る方は、事前に耳鼻科医師の診察を受けてから補聴器の選択をする事が望ましいでしょう。

既製耳あな型補聴器

既製品で耳のあなに入れるタイプの補聴器です。
目立ちにくいデザインにもかかわらず、初めての方にもおすすめのお手頃な補聴器で、ご購入されたその日からご使用できます。
軽い難聴に最適です。

耳掛式補聴器

耳の後ろに掛けて使うタイプです。
軽度難聴から重度難聴まで使えるものなど、聴力の適応範囲も広く、耳垢が湿っている方や耳だれが出る方でも機械内部にそれらが侵入する事が無い為、故障がしにくくなっています。夏場等、炎天下の下で作業をしなければならない方は、髪の毛を汗が伝うので、汗対策が必要です。
オーダーメイドの耳栓を付ける事で、落ちにくく、嫌なハウリング(ピーピーという音漏れ)も起きにくいのでお勧めです。

箱型補聴器

最も古くからあるタイプの補聴器です。
操作が簡単で、目で見て行える為、指先の不自由な方や静かな場所のみで使用される方には、価格もお手頃でお勧めです。補聴器本体を話し手の方に向けるとよく聞こえます。
難点としては、洋服の擦れるガサガサという音などが入り易い点で、良い点は、安価である事と電池寿命が長い点です。
車の運転手をされる方には、使い方によって、後部の人の話が良く聞こえると言われています。

アナログ式とデジタル式の違い

アナログ補聴器はマイクロホンに入った音声をそのまま増幅してスピーカーから出力します。
一方、デシタル補聴器はマイクロホンに入った音声信号(アナログ)をいったんデジタル信号に変換し、増幅やその他の複雑な音声信号処理を行います。 そしてふたたび音声信号(アナログ)に変換してスピーカーから出力しています。
デジタルで信号処理をすると、雑音やひずみの発生が少なく音質が非常にクリアになります。また、会話音を際立たせる子音強調やハウリング防止(音漏れのピーピー音)などの様々な音声処理が可能です。

また、補聴器に複数の違う音質を設定することができ、使用する状況にあわせて自由に選択することも出来る機種もあります。
現在は、どのメーカーもアナログから徐々にデジタルに移行しています。
聴力を測定し、それに応じた音をパソコンの専用ソフトを使って、作り補聴器に記憶させます。記憶された音は、いつでも書き換えが可能であり、細かな調整が出来ます。

一般に高価な補聴器ほど、その調整幅は広く、細かくなっていますが、高いから良い、安いからダメ・・・ではなく、用途や使い勝手の良さで補聴器を選択される事をおすすめします。
補聴器全般に言える事ですが、きちんと調整された補聴器でも、人間の耳とそっくり同じ状態になりません。補聴器とは字のごとく”聴力”を捕う”機械”ですので、会話の聞き取り改善を重視しており、日常会話が聞き取れるようになっても音源(例:テレビ等、対面での会話以外)によっては、充分聞き取れないという事もあります。

補聴器えらびは慎重に:身体の一部分と思って

よくテレビショッピング等で集音器の宣伝を見かけます。補聴器に比べかなり安価ですので、利用された方も多いと聞きます。しかし、ご自分の本当の聴力を知らないままで、飛びつくのはどうでしょうか。聴力低下には、様々な原因があります。
例えば、耳垢が鼓膜にべったりついて固まっている人がいたとします。通常なら健常者でも耳が遠くなったと感じます。また難聴には低周波は聴こえるが高周波は聴こえない。又はその逆などがあるため、聴力を無視した商品では必要な音が聞こえず、雑音は大きく聞こえるなど、期待した効果が得られない場合もあります。

聴力に合わないものは、使いづらい。結局ムダになりかねません。補聴器の形状や種類には、それぞれ特徴があります。耳穴型・耳掛型・オーダーメイド・アナログ回路・デジタル回路等。ご自分の身体の一部分として利用するものだから慎重に選んで頂きたいと思います。

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