オトレンズiQ2400の耳型採取。
今回はオトレンズiQ2400の耳型採取についての報告です。
オトレンズは鼓膜の直近に装用します。当然鼓膜直近の耳型が必要です。鼓膜の手前の耳型を採取する時、鼓膜にコットンが触ります。鼓膜を損傷しないように採取しなければなりません。万が一鼓膜を傷つけたりすると大変です。ドクターの領域ですね。
認定補聴器技能者でもオトレンズの耳型の採取は出来ないのです。ドクターが採取しなければならないと言うレギュレーションが決められています。耳垢もドクターが除去します。
採取には専用の器具と用材を使います。
ふつうのオーダーの補聴器の耳型採取の用材よりも柔らかい用材を使います。
シリンジ(型どり器)も専用のものを使います。
採取した耳型は。
外耳道の第2カーブより先端の形が綺麗に採取されています。
流石ドクターによる耳型採取です。綺麗にオトレンズを作ることが出来ますね。
出来上がったオトレンズの写真を次回掲載します。