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折角買った補聴器なのに。その1

高価な補聴器を買ったのに使わないでタンスに仕舞っていらっしゃる方々が多いのには驚きます。

補聴器を使えない。

何故でしょう。

①雑音が多い。

これが使えない原因の中で一番多いです。補聴器を着けて人の話だけ聞こえれば良い。なんて方もいらっしゃいます。人の話だけしか聞こえなかったら、危なくてとても外に行けませんね。後ろから車が来ても分かりませんね。今の補聴器は音がしていれば、それなりに聞こえます。雨が降れば雨音が、風が吹けば風の音が聞こえます。

補聴器を着けて言葉以外の音を雑音と思っている方がいらっしゃいます。補聴器を着けると今まで聞こえなかった音がそれなりに聞こえます。雑音っていうと何か悪いように感じますが、私達は雑音の中で生活しています。車の音、雑踏の音、などいろんな音が氾濫しています。ある意味言葉だって雑音ですね。

そんな雑音の中で重要なものが(言葉)ですね。言葉を理解する為には言葉が聞こえなくてはいけません。補聴器を着けて言葉を聞きながら雑音を聞く。なかなか難しい事です。慣れないといけない部分です。何の雑音かを補聴器を着けて理解していく必要があります。補聴器には(慣れ)が必要です。

(慣れ易い補聴器から良く聴こえる補聴器へ。)慣れ易い補聴器は一般的に音が小さく、良く聴こえる補聴器は音が大きく聞こえます。慣れるに従って音を大きくしていきます。

入れ歯に慣れが必要なように、補聴器にも慣れが必要です。自分の物でない物を着けてるのですから。

今の補聴器、ある種類の雑音を抑える事が出来るようになってきました。

只、大きな音に埋もれた言葉を抜き出して大きくする事は補聴器では出来ません。

 

 

 

つづく。

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